「うっかりしていて、家賃の引き落とし口座にお金を入れ忘れてしまった…」
「今月は急な出費が重なって、家賃の支払いが少し遅れそう…」
大東建託のアパートにお住まいの方で、こんな風に焦りを感じている方もいるかもしれませんね。
でも、大丈夫です。支払いが少し遅れたからといって、すぐに強制退去になるわけではありません。
大切なのは、これからどう対応するかです。
ここでは、家賃の支払いが遅れてしまった場合に何が起こるのか、そして具体的にどうすれば良いのかを、分かりやすくお伝えします。
家賃の支払いが遅れると、まず何が起こるの？
家賃の引き落とし日（毎月26日か27日）に残高が足りず、支払いができなかった場合、まず大東建託から連絡がきます。
多くの場合、電話や郵便物で支払いに関する案内が届くでしょう。
この段階で慌てる必要はありません。
大東建託の公式な手続きとして、支払いが確認できなかった方には、後から支払うための方法がきちんと用意されています。
コンビニでの支払い方法
支払いが遅れた場合、主に2つの方法でコンビニ支払いを利用できます。
① スマートフォンのバーコードで支払う
お問い合わせフォームから連絡すると、スマートフォンにバーコードのURLが送られてきます。それをコンビニのレジで提示すれば支払いができます。
② 郵送される払込票で支払う
支払いができなかった月の翌月上旬（10日前後）に、コンビニ払込票（ハガキ）が郵送されてきます。その払込票を使って支払います。
どちらの方法でも、落ち着いて対応すれば問題ありません。
ただし、契約内容によっては遅延事務手数料が加算される場合があるので、その点は覚えておきましょう。
もし支払いが続けて遅れてしまったら…？
「一度だけでなく、何ヶ月も支払いが遅れてしまったらどうしよう…」と不安に思う方もいるかもしれません。
正直なところ、滞納が長期間続くと、状況は少しずつ厳しくなります。
一般的に、滞納が2～3ヶ月続くと、保証会社（大東建託の場合はハウスリーブなど）からの連絡が本格的になり、契約解除の可能性も出てきます。
これは、単なる脅しではなく、賃貸契約における重要なルールです。
ココに注意
法的な手続きに進んでしまうと、最終的には強制退去となり、住む場所を失ってしまう可能性もゼロではありません。
さらに、滞納した家賃に加えて、遅延損害金（年率14.6%が上限）も一括で支払う必要が出てきます。
ここまで事態が悪化する前に、必ず手を打つことが大切です。
支払いが難しい…と感じたら、すぐに相談しよう
「どうしても今すぐには支払えない…」そんな時は、一人で抱え込まずに、まずは相談することから始めましょう。
問題を放置してしまうのが、一番良くない選択です。
まずは管理会社に連絡を
相談先として、まずは大東建託の管理営業所に連絡を入れましょう。
正直に事情を話し、支払いに関する相談をすることで、解決策が見つかる可能性があります。
大切なのは、「支払う意思がある」という姿勢を見せることです。
誠実に対応することで、相手の心証も大きく変わります。
早めの行動が大切です
大東建託の家賃支払いが遅れても、すぐに対応すれば、大事に至ることはほとんどありません。
まずは公式に用意されているコンビニ支払いなどを利用して、速やかに入金しましょう。
もし支払いが難しい状況にあるのなら、絶対に放置せず、大東建託に相談してください。
早めに行動を起こすことで、解決策は見つかりやすくなります。